2011年4月20日水曜日

コンクリートから人へ

ゼネコン癒着体質の政権脱却を謳い文句に、政権交代を実現した民主党です。コンクリートは建設業を意味していますが、その奥には当時の麻生総理一族の本業は「セメント」事業であり、コンクリートと切っても切れない関係にあることへの掛詞であったように思っております。
今回の震災で、表立っての動きは見えていませんが、マグマのような地殻変動が起きていると思って間違いないでしょう。13兆円の復興予算に触手の動かない企業は企業ではありません。
攻撃は最大の防御と言いながらも、現総理には守るのは国民ではなく「保身」のみのような気がしてなりません。思い起こせば「O157(オー157)」の貝割れ大根問題当時厚生大臣の立場にあって、試食する姿が大好評であることに気をよくして、パフォーマンスにその政治手法を取り入れて来たことは周知の事実です。しかしメッキは剥がれて多額の負債が残り、そのツケが国民に回ってきてしまいました。国家予算90兆円の半分が国債の実態は、企業なら破綻と同じです。
人脈の無さ、金脈の無さ、選んだ国民にも責任はあります「清濁併せ呑む」小沢一郎よりも・・・・と思ったのですが、水を飲んでも酔える器量が必要とされる世界なのかも知れません。沈黙の中から誰が復興企業の後押しを一番乗りでするか、興味深いところです。
もしかして、今こそ解散総選挙で「国民に信を問う」千載一隅のチャンスなのかもしれません。負け戦を仕掛けるだけの器量は持ち合わせているはずもありませんが・・・・

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